ミセル化抽出法は日本プロポリスのオリジナル製法
実は、このミセル化抽出法は日本プロポリス社の独自技術によるオリジナル製法なのです。そのため、他のプロポリス関連企業では行われていません。
ミセル化抽出は、アルコール(エタノール)を使用しない独特の方法です。自触媒反応を利用して、プロポリス成分をマイク
ロカプセル化(ミセル=徹小粒子化)することに成功しました。このミセルは、プロポリス抽出成分、植物性グリセリン、グリセリン脂肪酸エステルと、水から構成されています。そのため、プロポリス特有の匂いがおさえられ、水にもよく溶けます。
アルコール抽出成分のプロポリスと比較してヤニやワックス成分は極めて少量しか含有しませんから、この方法ではまずヤ
ニが浮くこともありません。プロポリスを飲んだ容器にヤニが付着しないのはこのためです。
ミセル化抽出を採用することによって、プロポリスの有用成分を最大限に引き出し、しかも体内の吸収率が高い製品を作り
出します。日本プロポリスでは、こうしてつくられたプロポリス製品を「エスタプロント」とネーミングしています。
「エスタプロント 30ml」を生産するためには、150匹のミツバチがのベ900kmの距離を採餌飛行
近年様々な側面から注目を集めだしたプロポリス。しかし、意外に知られていなかったのがミツバチによるプロポリスの生産工程です。ここに、プロポリスを集めるためミツバチたちがどんな働きをするのか、精密に調査した興味深いデータがありますからご紹介しましょう。
ミツバチがプロポリスを集めるために一度飛び立つと、後ろ足に2つのボール状にして自分の体重のなんと40%の植物樹脂を持ち帰ります。平均すると約40mg(片足に約20mg)。人間にたとえると、60kgの体重の人が24kgの荷物を持ち帰ることになるわけです。
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机上の計算ですが、1国に1kgのプロポリスを集めるためには25000匹のミツバチたちが動員されなければなりません。
ところで、ミツバチが1回の採飾で往復6kmくらい飛行すると想定されています。かりに飛行距離を6kmとすると、25000匹のミツバチたちが1kgのプロポリスを集めるために要する飛行距離はのベ15万kmとなります。15万kmといえば地球4周分に相当する距離ですが、プロポリス1kgにミツバチが地球4周分を飛行した労力が秘められているなど、誰が想像できるでしょうか。
ちなみにこの計算によると「エスタプロント 30ml」を生産するためには、150匹のミツバチがのベ900kmの距離を採餌飛行することになります。900kmといえば、東京〜京都問の往復の距離といえばおおよそ想像がつくでしょう。