ママカル誕生まで
 非イオン化のまま、消化できる形に加工

ニシキ貝、化石化すると陶器のような質感に

「ママカル1500万年」は風化ニシキ貝を原料に使用していますが、もともとのニシキ貝の形は、牡蠣殻に似ています。あさり等と比べると大きく、ゴツゴツとした突起がたくさんあります。それが化石化し、表面の細かい突起がとれ、滑らかな陶器のような質感に変わります。ニシキ貝同士を軽くぶつけると、まるで陶器を叩いているかのような高音が響きます。

液体化するとイオン化に

化石化した風化ニシキ貝に着目したアイリス(株)では、カルシウム補給食品として商品化するために、まずその風化ニシキ貝を食べやすい形状にする研究を始めました。

初めての試みです。当時はいろいろな形状が考えられました。研究の結果、液体化すると、カルシウムをイオン化させてしまうことがわかりました。

1000メッシュ粉砕に成功、うどん粉のような滑らかさに

あくまでイオン化させないまま、人間の身体で消化できる形に加工しなければなりません。そこで、細かく粉砕することを考え着き、独自の製法で1000メッシュに粉砕することに成功しました。一般に食品で使用される小麦粉やうどん粉等がそうした細かさです。

「ママカル」には、この他、食べやすさや吸収を考慮し、フラクトオリゴ糖、ビール酵母、米酢、CPP(カゼインホスホペプチド)等を加えています。フラクトオリゴ糖のほんのりとした甘みがあり、ポリポリと噛んで食べてもおいしく食べられます。

「ママカル」info