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徳川家康に学ぶ長寿の秘訣〜「麦めし、実だくさんのみそ汁、丸干しイワシ」 11月3日(水)、慶應義塾大学(東京都港区)で、市民公開講座「健康は食事から〜医食同源」が開催された。当日、食文化史の研究家として知られる永山久夫氏の「徳川家康に学ぶ長寿食」と題した講演の他、「健康で若さを保つ食事」など3講演が行われた。
家康は徳川歴代将軍の平均寿命の倍生きた
これについて、永山氏は、家康が、「麦めし、実だくさんのみそ汁、丸干しイワシ」を好んで常食としていたことを挙げる。穀類、大豆、魚といった、日本人の伝統食の原型ともいえるものだ。こうした食事が、家康の明晰な頭脳と屈強な心身の形成に大きく貢献したという。 日本人はこうした大豆を味噌や醤油、豆腐や納豆などさまざまに加工し伝統的に食してきた。とくに納豆に関して、整腸、ダイエット、血栓症、骨粗しょう症、更年期障害、抗菌・殺菌(0-157など)、肝機能障害、糖尿病、がん、など多様な有用性が報告、パーフェクトフードとして世界的にもその機能性が高く評価されている。
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