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新型コロナ、根拠なき死者数のフェイク報道 8月に入って、熱中症の発症者が急増している。東京では月半ばで26人が死亡しているが、発症者がコロナ陽性者であった場合、コロナ死として処理される。そうした通達が厚労省より出ている。
新型コロナを原死因としない死者数までもが上乗せ 8月に入って熱中症による救急搬送が増加している。総務省消防庁によると、10日は猛暑日となる観測点が100地点を超え、10〜16日は前の週のほぼ倍の12,804人になったという。 新型コロナの新規感染者が高止まりの東京でも、26人が熱中症で死亡している(18日現在)。 東京では、PCR検査の拡充とともに、新型コロナの新規感染者も増えているが、実はPCR検査でコロナ陽性と判定された人が、その後熱中症で亡くなったとしても、コロナ死としてカウントされる。
なぜ、そうしたことが行われているのか。 厚労省は6月18日に以下のような通達を各都道府県の保健所に向けて出している。
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つまり、コロナ陽性と判定された人が、その後がんや心疾患、あるいは熱中症で亡くなったとしても、すべて新型コロナによる死亡として処理されるということである。 新型コロナ、根拠なき死者数のフェイク報道 当然、国民は裏でこうした処理がなされていることを知るはずもなく、TVでの、根拠なき新規感染者数に加え、新型コロナが原死因でない死者数の報道におびえているといった状況だ。 そもそもPCR検査によるコロナ陽性判定そのものがきわめて怪しいのである。
そうした不可解な新規感染者数や死亡者数が日々報道され、国民の不安はつのる一方だ。
なぜ、厚労省は新型コロナによる死者数に対し、そうした処置をとっているのか。 また「各都道府県で新型コロナウイルス感染症を死因とするものの数が峻別できた場合に、別途、新型コロナウイルス感染症を死因とする死亡者数を内数として公表することは差し支えない」とも。
とはいえ、「新型コロナウイルス感染症を死因とするものの数が峻別できる」のは一体いつの日のことか。 すでにイタリアやドイツでは新型コロナで亡くなったとされる人を解剖した結果、コロナが直接的な原因ではなかったと声を挙げる医師らも出てきている。 PCR検査による新規感染者(陽性者)数といい、実体なき怪しい数字ばかりが踊る日本。国民はいつまでこうしたTVのフェイク報道に振り回されなければならないのだろうか。
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